さて何でしょう!
ええと。
実は私ですね、
全日本選手権決勝(埼玉)に行く直前に、不注意から足を踏み外し
そう、ある建物の玄関部分で、1段しか階段がないと思っていたら
二段あったんですね、ウワっと思って手を着いたのですが、間に合わなかったと言うか、意外にも私は足が短くない(苦笑)先に膝が着いたのでした。
いたたたたたたたたた!
ということで、皿が割れたんじゃないかと思った、マジで。
なんだよこの階段は!
と怒り狂ったんですけれど、膝から大出血するわ足はガクガクでどうしようもない。
どうにか医者に行きましたけれど、皿はヒビも入ってなくて外傷だけだった。
しかし結構な打撲で今も膝をつくことができない。
それで大嫌いなシップ生活です。
選手はよくシップしてますけど、肌荒れとかしないのだろうか?
私はシップを2日もしているとかゆくてかゆくて、肌がザラザラになってきて
ちょうど鳥肌みたいな感じになり、夜中、寝てる間に狂ったように掻いてる。
だから傷も治りが悪く、悪循環を繰り返しておりました。
そして遂にですね、傷が治りかけて、一番ひどかった部分がようやくカサブタに!
だがここにまたシップを張りますと一気にこのカサブタがジクジク化して
またしても傷が露出してしまう、と思うのです。
悲しいほどの化膿体質なのだった、ぐぬぬぬ。
それで考えた。シップの真ん中を切り抜き、カサブタだけを露出させる!
写真は気持ち悪いのでわざとボカしてますけどなかなかイイ感じでございます。
相変わらず膝をつけませんし、深く曲げられませんのでカーテシーはできないのですが
私の人生にカーテシーをするシーンなどあるはずもないので大丈夫です。
汚い傷の写真だけでは申し訳ないから、せっかくなのでカーテシーを載せましょう!
世界で最も美しいカーテシーと言われた故ダイアナ妃。
(美智子皇后陛下にカーテシーを捧げるダイアナ妃)
空港のタラップ下までお出迎えし、背筋を伸ばして美しいカーテシーでご挨拶。
(スペイン女王 ソフィア王妃にカーテシーを捧げるダイアナ妃)
小さな貴婦人、として英国でも大きく取り上げられた紀宮殿下6歳のときのカーテシー。
日本訪問中のエリザベス女王(車中)にカーテシーを捧げてご挨拶。
JAPAN BEAUTY としてまたしても世界で大絶賛された紀宮殿下の
本当に可憐なカーテシー。
園遊会にてデンマーク・ヘンリック王配殿下に美しい振袖姿でカーテシーを捧げる紀宮殿下。モノクロ写真の独特の陰影や首を少し傾けて見上げる仕草は1枚の絵のよう。後ろの背景も含め、全ての構図が計算されているようにすら見えます。
カテーシーと言われたりもしますけれど スペルはCurtsyですからカーテシーが正しいでしょう。ヨーロッパの伝統的な挨拶・おじぎで、女性が目上の人に対して行うもの。片足を斜め後ろの内側に引き、もう片方の足の膝を軽く曲げ、ここが大事ですけど「背筋を伸ばしたまま」挨拶をする、とのことです。上半身は動かさないというのは日本のお辞儀とは全然違いますね。日本のお辞儀は上半身をどの程度深く下げるか、が重要ですから。
このカーテシーを笑顔でうまくやろうというのは、ある種のスクワット的な訓練が必要なのじゃないか?というぐらい腰が安定してないとできないですね。
民間人の例です。森下洋子氏が世界文化賞を受賞した際に常陸宮殿下に捧げたカーテシー。やっぱりその、習慣的にどうしても頭を下げてしまうその気持ちは分かる気がしますけれど、これはこれですごく難しい体勢であり、さすがバレエダンサーだという印象。森下氏の礼ある服装についてもさすがという感じです。
身近なところでは・魔女の宅急便で主人公のキキが行っていた挨拶・テニスのウィンブルドンの女子決勝の表彰式にて選手と主審がケント公に捧げる挨拶・その他、フォークダンスとか最近よく見るのはフィギュアスケートで観客に対して、とか。
何かこれ、頭のどこかに記憶しておきたい情報&シーンですね、カーテシー。