5月15日のスポニチによると。

この話題、忙しさにかまけて触れるタイミングを逸した感がありますが



単独チームはアジア大会後廃止 ホッケー男子日本代表
 日本ホッケー協会は15日、今秋の仁川アジア大会(韓国)を最後に、名古屋フラーテルによる男子日本代表の単独チーム制を廃止することを明らかにした。立命大、天理大など男子日本リーグを脱退した9チームからリーグ復帰の条件として提示された要求の一つを受け入れ、12日の業務執行理事会で決定した。

 協会は、9チームの代表者らで構成される「新しい日本のホッケーを考える会」の発起人18人に科した活動停止や登録無効などの処分を、一部撤回することも決めた。
2014年5月15日 21:57

とスポニチが報じております。
一応個人的な見解としては、以前よりわたくしは一貫して

「セレクションはやるべき」

というスタンスでございます。
その理由は単純で、せっかくたくさん選手がいて、やりたい人もたくさんいて
選ぶことができるのであれば少しでも強いチームJAPANにするために
多くの中から選べばいいじゃないか!

というごくごく当たり前の考えからです。
正論と言うなかれ。
野菜でもなんでも、選べるなら選んで買う、ただそれだけです。

ただ人間は野菜ではないので相性もあれば不具合もある。
多めのスペアが必要なことは言うまでもありません。(ひどい言い方だが真実)
そして、チーム作りのための期間が必要だから、合宿生活は必須かと。
この合宿が曲者で、これに参加してると定職につけなかったりクビになっちゃったり
学生は単位が足りなくて学校を卒業できず・・・という話をこれまでに数えきれないほど見聞きした。

フラーテルの話になりますけれど
フラーテルでは代表云々以前に、将来ある有能な選手が安心して競技生活ができるように
ということを第一に考え、選手はみなそれぞれ、愛知スポーツ倶楽部の支援企業に就職しております。
ホッケーのない日はそこへ出勤し、会社員として働いているという訳です。
これはとても素晴らしいことで、企業の皆さんには感謝以外の言葉もありません。

表示灯1社で実業団チームとして運営していた時代もよく知っていますが、時代の流れもあり地域の皆様に共同でささえていただく形は至って当然の流れであり、これを否定する人はいないだろう。
企業の存在がなければ表示灯ホッケーチームか8年前に解散していただろうし
この8年間に入部してきた選手の去就も、どうなっていたかわからなかったと思う。

私は表示灯の社員でもありませんしホッケー競技者でもありません。ですからかなり特殊な(私としては普通なのだけど?)考え方や独自のスタンスでもってこのお役目をしていると思われます。

単一の目線、単一の価値観などからは新しい発想は生まれにくいというのが定説だ。
安定や常道性を求めるならばきっとその方が理に適っているだろう。
一方で新しい考え方により物事を勧めればきっと面白いことが待っていると思うし
これまでできなかったこともできるようになるかもしれない。(可能性)
しかし安定性とは対極になるため、変化を求めれば不安定になる。
多分、これまであって当たり前だったものも、失う可能性が高くなるだろう。

物事にはこのように常にメリットデメリットがあり、それが故に人は選択に迷うのだけれど
実はそのプロセスこそが大切なのだろうと私は思います。
プロセスの中で人は人を信じるし、場合によっては信じなくなる。

フロント側のゴタゴタは選手にプラスの影響を与えない。
これは何であれ間違いない。
組織に所属するのは一つにはホッケーが一人ではできない競技であること
二つにはもう1チームないと試合にならないという当たり前の現実
そして組織化されることでルールや環境が守られ、全員が同じ状況の中で戦う環境があれば
それは順位をつける理由になり得るので。
世界中のどの国のどの競技も、規模や考え方の大小差異があるにせよ、組織により運営されたり
管理されたりすることがスポーツ及びそれに競技者として参加する選手たちの、一つの在り方になっている。

所属していることにより試合ができる はアリだけど
所属しているがゆえに試合ができない はナシかと。
むろんルールはあるから、高校生が小学生の大会に出たりはできない。(当たり前)

みんなホッケーが好きだろ
うん 私も好きだ
とりあえずみんなホッケーがやりたいだけの人たちだ
そういう意味では小学生も日本代表も実は同じなのかもしれない

可能性への挑戦、ということばを私はいつも頭の中に浮かべる。
選考会はやるべきだろう、無いほうがおかしい。
と私は思っています、それは常々。
しかし合宿に参加することはやはり必須だし、そうしなければチームは作れない。
机上の空論で良さげな人たちを集めたところで試合には生かせないと思うから。
実にくだらないことを書くけど、いくら上手でもGK11人じゃどうにもならんし
競技以外の部分でも必要な人材はある。こんなこと書くまでもないけど。

11人組が2つあれば試合はできるけどそれ以外は何もないだろう
取り巻く環境や支援する組織、人々、何よりも応援してくれる方があって初めて
世界の舞台に立てるのだという、本当に今さら、アホらしいほどの当たり前の現実

五輪が東京に決まってからかな、どこの協会も騒がしい。
ざわざわしている。世間でも子供たちの親はこぞって英会話を習わせ塾は満員。
競技場の建設を巡る攻防も行われ、世界各地に視察員が飛び交っているけれど
私たちは海で泳ぐために来たのに手元のカップから外には出られない。

不思議だ
もっと自由に泳げるはずだったのに

多分フラーテルだけじゃなくいろいろなチームのいろいろな選手が
みんないま自分の目の前の小さなカップの中を見つめて同じことを思っているだろう。
こんな風になろうとはだれが想像しただろう?
誰が良くて誰が悪い以前に、大会が1年間ないとは。

日本リーグに関する意見はこれまでも沢山書いてきました。
私は私なりの主義主張があり、考えもありますので。
それを読んだ人からの厳しい叱咤もあったが、何が正しいかは誰にもわからないだろう。

目標や、それに繋がる道となるもの、プロセス、などを奪うことが良いわけがない。
発展どころか後退だ。
前へ前へと進む道に壁があることは仕方がない。
しかし停滞はいけない。

自分は誰がどう見てもフラーテルの広報であり、選手を守り選手を代弁する役目を担っています。
ですから私の発言は常に「フラーテル擁護」としか取られないけれど、その批判は甘んじて受けます。
ただ、選手が自ら望んでこの状況を迎えている訳でもなく、逆にこの状況に対して絶対的に反対して抵抗している訳でもない。

本来は主役であるはずの選手が、最も重要な場面において
いつも傍観者であることは本当に悲しい、残念なことだ。
私はこの小さな小さな場所で、それを叫んでいるだけの存在にすぎませんが
いかなることがあろうと選手第一主義という広報方針は貫いていきます。

選手への非難中傷や言われなき叱責があれば
例えそれが誰であろうと私は許さないだろう。
選手はモノではなく血も涙もある人間なのだ。

みんなただホッケーがしたいだけなのだね
分かってるよ分かってる
遠足に行こうとしている子供から弁当を取り上げてどうする
行先を変えたり雨でもないのに中止にしてどうする
お前のためだから という言葉はどこまで本当なのか
誰のためのホッケーなのか

私は取材されるときには受け側であるけれど、本業では取材する側にいます。
ゆえに、メディア世界の裏も表もよく見える。
最近はずっとホッケーを見てないなあとつくづく寂しく思います。
野球、水泳、フィギュア、それから・・・それから・・・?
今週末にはトライアスロンにも取材に行くけれど
本当はホッケーを取材したいと思う でも私はホッケーを取材することはできない
ホッケーに限ってだけは取材される側だから

選手はいろいろなことを思っているだろう 想像するに余りある
けれど競技者ゆえに言葉には出せないこともあることを理解してほしい
彼らに智恵がなく考えがない訳ではなく、さまざまな環境が彼らに発言を許さないのだ
私はこういう時に決まってこう言います。

胸を張って卑怯者の道を行けばいい 

と。
一時の感情に任せた小さな発言で選手生命を棒に振るぐらいならば、卑怯者の道を行くべきだ。
誰かがそれを卑怯というならば、その誹りは私が全部引き受けようと思う。


春から夏に向かうこの季節の、向かい風の中に選手たちは立つ。
強い向かい風なのになぜ顔を背けたり下を向いたりしないのか
それは目指すものや夢や希望が胸にあるからだ

私たちは、良い時やうまく行っている時には必要がない存在だ
けれど今こそ私は 本当に小さな存在ではあるけれど、その向かい風の正面に立ち
僅かでも選手たちの風よけになりたいと心から思う

四年刻みで生きる私たちの、果てしない道の途中にはまだいろいろな壁がある。
道半ばで去った選手たちのことを何度も思い出します。
あの時 あの場所で そう 私も一緒に辞めたかった そういう場面が何度もあった
沢山の選手を見送りながら私の時間だけが止まっているのは きっと意味があるのだ。

いつかこの時のことを思い出すことがあるだろう
私はひとつひとつを決して忘れず覚えていて、先々起きる出来事への教訓としていこうと思う。
本当に私は記憶力には誰よりも自信がありますから 決して忘れないよ
ひとつひとつ全てを目と耳でしっかり頭の中に刻み付けています。
私には守るものはないと以前書いた気がしますが、それは間違っていた。
おかしいね、どうして忘れていたのだろう?
大きすぎて見えなかったのかもしれないな。

私は私の信じる道の中で、私が真に守るべきものを守りたいと思います。
それがなんであるかはこのような場所に書く必要もないことです。


顎を砕いた良平も退院してかなりたつ
そろそろ固形物が食べれるんじゃないか?
それより写真どうすんだろ 良平だけ今年撮ってないけど! 
ヤスはどうしてる 多少はやれてるのかな
学の足はもういいのか 治ったふりして無理してないか
敏郎とは火曜日と言いつつ何週先送りになってるんだろう
みんな 頑張ってホッケーを続けて。
その手を足を止めてはいけない。
顔を上げ胸を張り、前へ、前へ。
誰が何と言おうと、その道は世界へと続く。


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▼名古屋フラーテルホッケーチーム公式サイトはこちら
http://www.frater.or.jp/

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by fraterkouhou | 2014-05-20 16:12 | ホッケー

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