これもまた同じ1日、同じ桜。

昨日は慌ただしい1日だった。
いつもとはまったく違う1日。

家族が大きな手術をしたのです。
一年ぶり二回目の手術で、前回のような術前のバタバタ(担当医が病気で倒れる→後任の新担当医が手術直前に転勤→更に新しい担当医と意思疏通がはかどらない、手術日程が直前に二転三転)もなかったのですが…

想像を越えるアクシデントがあり、な、な、なんと手術中に、


大腿骨を骨折(!)


という大変なことになってしまいました。なにそれ、もぉついていけないわ。

ただでさえ命がけの手術なのに、前回は少しも安心できないドクターフォーメーションで、延期に延期を重ねついに素晴らしい先生に手術をしていただいたのですが…
術後に合併症で危篤に!!
大騒ぎになりました。


普通なら(私なら)そんな手術はもうごめんだと二回目なんか考える余地なしなのですが、一回目の手術後あまりに調子が良いので本人が二回目をやると言い出し、今回の手術に至りました。


今回は前回の経験を踏まえ、慎重に準備をした甲斐あって術前&術後は大変良好だったのですが、実は術中がアカンかった!


朝9時からの手術で終了予定時間の13時を過ぎても終わる気配がない。
先生が出てきて終わりました、と言われると思ったら


先生
「実に良好です、しかしアクシデントがあり大腿骨が骨折ししまいましたので手術を一時中断し、先に大腿骨骨折の治療手術をします。」

私たち家族
「はあ?(意味が分からない)」

先生
「大腿骨骨折を想定していなかったため、接合のためのプレートとかボルトとかがここにありません、いま取り寄せ中です。」


私たち家族
「????」


先生
「では後程」(手術室の扉がた)


私たち家族
「えっちょっ、ちょっとちょっと〜」


結局、先生と私たち家族と本人のオールキャストが病室で顔を合わせて説明を受けたのが22時を回ってから。
朝行ってきます!と出掛けた会社員が残業で遅くなっちゃった、ただいま!と帰ってきてもまだ終わってないぐらいの長時間オペになってしまいました。

前夜から付き添っている家族は倒れそうです。この付き添いがバイトなら1日でやめちゃうぐらいのハードさ。


ともかく命が助かったことだけで私は満足しました。(今現在の気持ち)



なんじゃそりゃ!


とモメるのは簡単でしたが、インスタントラーメンでいうところの、カップに熱湯を半分注いでしまった状態で

「どうしますか?」


と聞かれてるようなものですから
「お湯あと半分入れてください!そこで寸止めはナシで!お願いします!」
と言うしかないわな〜。


とどめとして熱湯を満タンに注いでしまったあとに
「蓋はどうしますか?」
「もっもちろん蓋してください、早く!冷めちゃうよ!」
ということで、


リスクの高い「追い麻酔」までやることに。結局、手術が2セットになっちゃったので、本試合前半+アクシデントの大腿骨骨折治療手術+本試合後半とサンドイッチみたいなスケジュールになり

「すみませ〜ん、大腿骨用のプレート1枚出前お願いします、患者さん死にかけてるから至急ね!」

「お客さん、倉庫から出したり動作点検しないといけないし、輸送に2時間はかかるよ!」

「いやいや、お宅のソレじゃないとだめだから。待ってるね、なるべく急いで」

「へい、がってんだ〜」

という流れでプレート出前待ちタイムが延々とあったため、

「あかん!患者さんの麻酔が切れちゃう!追い焚き、じゃなくて追い麻酔しなくちゃ。でもプレートいつ届くか分からないし、大腿骨うまく繋がるかも不明だ、本試合の後半終了までどんだけ時間かかるのか読めないから、多目に追い麻酔したいんだけど、すでに打ってるから下手したら目が覚めなかったりして。だって大腿骨折れて出血がすごいし、大腿骨繋ぐのに筋肉切らないといけない。」

「いやいやいやいや、途中で目が覚めるとかあり得ないでしょう!内々ないない、麻酔はお願いします、死ぬかもと言われても打ってくださいとしか言えないです、だってそんな、麻酔切れかかってること分かっていてどうしますかって、いやいやいやいや、もう」


で、追い焚き
じゃなくて追い麻酔




「ふー。もう目が覚めんかも知れんな、しかし目が途中で覚めるぐらいならこのまま覚めない方が幸せかもしれん。マンガかよ!手術中に麻酔が切れちゃうとか。しかも本人がイテテテ、と起きてきて見たら手術台の上でなぜか全く関係のない太もも(笑)を切り開かれて大腿骨にプレートをボルトで打ち付けてるわけでしょ、あれっなんでこんなところ手術してんだろう?どしたのかな自分、って思うかな…いやソレ以前に痛みで気を失うかな?ないわ〜ないない、あかんわこれは!」


で、22時すぎてようやく説明が。
半分熱湯を入れたカップヌードルに更に熱湯を足して、蓋をして待つこと12時間、本人も「うわっ夜だよ、めっちゃ寝た」とびっくり。

私たち
「もごもご」
(大腿骨骨折のことを本人に言い出せない)

本人
「あれっ」


私たち
「もごもご」


本人
「それレントゲン?見せて」

私たち
「だめっ!だめっ!」


先生
「遅くなってすみません、お待たせしました、ではご説明を…」


私たち
「してください!してください!まずは本人に!はいこれ、さっき貰ったレントゲン!」


先生
「説明」


本人
「エエエエ!(足を見る)あっほんとだ!エエエエ!大腿骨!折れてるの!なんで!エエエエ、何があった!寝てただけなのに、自分なにした!」


先生「説明」
私たち「無言」


本人
「ぎょえぇぇ。で、先生、本試合の方は。まさか前半しかしてないとか、後半はまた後日再試合とか、そゆことですか!」


先生
「ちゃんと後半までやってあります!そちらは大成功です!」


私たち
「どこが大成功やねん、大腿骨折れてるやんか!」



みたいな感じで〜
もぉ参りました。


入院はどのぐらい?
えっちょっプレートの請求も来るのね?手術代にコミコミじゃなくて?
大腿骨骨折の手術は別料金?


よく分からない〜
よく分からないよ〜


もう意味が分からない


∴ゆえに∴


命が助かったことだけで私は満足しました。
そういう落としどころです。
はぁ。


皆さんも手術中の大腿骨骨折にはくれぐれも気を付けましょう。
(どうやって気を付けるんだよっ!)
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by fraterkouhou | 2014-04-10 11:49 | つぶやき

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