人を信じる、人を裏切る、ということについて。

実に残念なこと、なのだけど 嘘をつく、人を裏切る ということが平気な人種が
この世にはたくさんいる。
本当に、実に、残念なことなのだけど。


私の知り合いにもそういう人がいる。


大抵は都合の悪いことが露見しそうになったとき
例えば・・・これを壊したのは誰だ?と聞かれたとき。
自分だったとしても 「私じゃありません!」とまず言ってしまう。
後日確かな証拠(苦笑)と共に再度追求されると
「すみません、私がやりました」とうなだれる。


なぜそんな、誰が見ても分かる嘘をつくのだろう?


またその人は、人を裏切る という一面がある。
人を陥れる、人のせいにする、という言い方が分かりやすいかもしれない。
「だってAさんが!!」
「自分だけじゃない、Bさんだってやってる!」
「Cさんがこうしろって言った、自分はいやだったのに」

この人の真の問題は、嘘をついたり人を裏切る点はもちろんなのだけれど
それを

とっさに
無意識に

してしまうことだ。
嘘をついている自覚もなく、人を陥れているという自覚もなく


瞬間的に
それをする


という点なのだ。
そして哀れなことに、それらの「言い逃れ」は
知恵を絞って熟考され抜いた巧妙な嘘や罠ではないため、
次の瞬間にはもう真実が明るみになる。


嘘や裏切りが、もう習慣になってしまっているのだ。
「保身」という機能が善悪や真偽の境目すらも超えてしまう、
その姿は見ていてかわいそうなぐらいなのだ。


どんな悪いことでも、最初は悪いと思ってそれをする。
けれど何度も繰り返されるうちに良心が麻痺してきて平気になる。
良心が麻痺すると、他のことも含めだんだん境界線が曖昧になり
常に「自分にとって都合が良いかどうか」が判断基準になり
善悪や真偽の判断より優先されるようになる。


本人は時に泣きながら謝罪するので、ウンウンと話を聞き、
誰の得にもならない嘘はやめて、大人になろうと話す。
これから自分は変わる!というけれど
どうだろ、持って2週間ぐらいかな?

悪癖は習慣化する という言葉があるけれど
その人を見ていると、なんだか悲しい。
怒りは沸いてこない。哀れな気持ちになる。

なぜそんな風に一瞬でバレる嘘を瞬間的・習慣的についてしまうのか
本人いわく、自分でも分からないのだそうだ。

「本を片付けろ」
片付けました
「うそだろ、片付いてない。それを今見てきたから言っているんだ」
あ、はい済みません
「なぜそこで嘘をつく?そこでハイと言えばいいのをなぜ片付けましたと言うのだ?」
・・・多分怒られるからです

誰が相手でも同じように
「ヤバそうなことからは逃げる」
という姿勢は一貫している

これを続けた結果、その人の周りにはその人を信じる人がいなくなった。
可哀想だとは思わない。やはりそれは自業自得なのだ。
もしこの状況を変えたいなら、自分が自分の心に命じて
自分が変わらなければならない、自分自身の意志で。

やってあります
今やってます
明日やります

やり方がわからず放置していたデータ整理の進捗状況を聞かれ
例えばこんな風に答えてしまったら最後、やり方を聞くということが難しくなる。
やっぱり「やってない」という現実に対してあたかも「やってある」ように振舞うと
その先はもっと多くのもっと大きな嘘で隠すしかなくなる。

なんだかね、悲しいわ。



追伸

そういえば正月にいとこと会った時、やはり同じような話になり
いとこの周囲にもそういう人がいて子供会で一緒なのだけど
分業した作業を「やってあります!」と言うのだけど実際にはやってなくて
もしそのタイミングでやってないことを言ってくれたならみんなで助けて
間に合うように終わらせることができたのに、結局前夜にしかカミングアウトできず
華のない寂しい会場設営になったという話。
その人が「やってあります」といった中身は会場の装飾品の発注だったそうで。
これが一度や二度ではなく、
・夏祭りのチケットのカラーコピー「明日やります」
・ビール券をビールに変えておく「やってあります」
・二次会の出席者確認「終わりました」←すぐバレるよなあ。(苦笑)
どうしてそんなどうでもいい嘘をつくんだ!と聞くと

やってないことを言うと怒られるから


だって~あああトホホ。
なんだそれ!!


可哀想だよね、誰がって子供が。
親たちは○○さんがまたしても嘘ついて発注してなくて、こうなっちゃった!
と食卓で話すのだろうな、それで子供が
「しょぼい祭りになったのはお前んちの親のせいだ!」
と残酷にも子供を責めるのですね。
考えただけで胸が苦しいわ!!!
せめて子供との約束や子供が絡むことに対する約束事は
すぐバレる嘘や適当な言い逃れでその場をしのぐのではなく
きちんとしてあげるのが親だろうと思う。

雑巾10枚持ってこいと学校で言われ、親が作ってくれない場合
子供は学校で嘘をつく。親をかばい自分をかばい、嘘をつくのだ。
「お母さんが病気で入院しているから作れない」
びっくりして先生が電話するとバレる。
お母さんは子供をしかりつけるけれど、なぜ嘘をついたのかまで考えない。
「雑巾10枚ぐらいちゃんと言いなさい!何で言わないの!恥をかいたわ!」
以前にペットボトルのキャップ10個持ってこいと言われたとき
お母さんはめんどくさいめんどくさいと集めてくれなかったことがある。
だから雑巾10枚なんて到底いい出せなくて、締め切りが来てしまって嘘をついた。
・・・なあんていう話も聞いた。

私「号泣」



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by fraterkouhou | 2014-01-15 13:44 | つぶやき

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