命を掛けた旅、であることの重さ。

花は完璧だと思う。
咲く季節を絶対に間違えないし、その造形と色合いはいかなる芸術家も真似をすることができない。
今日これから書く話にこれほど相応しい写真は無いだろう。
今日は非常に重いお話であり、しかしチーム関係者として絶対に忘れてはいけない、ある意味試合の勝敗よりも大切なことを書くのであります。最後まで読んでください。
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3月は本当に色々なことがあった。書きたいことも山ほどあるし掲載したい写真も大量にあるけれど、タイミングは大事だな。恐らくもう書くことも写真を載せることも無いのだろう。
私の記憶の中にだけ存在するさまざまな出来事や思いをつぶやきつつ、せめて花の写真だけでものせよっかな、と思います。
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例えば売る側と買う側がある場合、売る側はそれが商売ならばもちろん利益を上げなくてはいけなくて買う側も当然それを分かって買うのですけれど・・・あまりにも売る側のロジックが買う側の目線から外れている場合はよい取引にはならない。
分かりやすい例で言えば、買ったものが壊れている!でも返品も返金もしませんよーというのは買う側にとっては不満が出やすい。もちろん買う側にもちゃんとチェックして買うとか返品返金ルールをちゃんと読めよ、というのもあるんだけど。
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日本人は優秀だし世界でも愛され、日本という国は確かにいい国だ。しかし日本人はある部分でバカになっちゃってるところがある。私も初めて知ったんだけどさ・・・世界のありとあらゆる国には「当たり前のように」軍人に対するルールがあって、国のために軍人が行動する場合、予定していた何か(旅行とか?)を急にキャンセルしなくてはならないような時、応じるのが当たり前なんだそうだ。(知らなかった!)
日本では概ね世間で活動している社会人というのは戦後生まれで「軍隊それなに?軍人なんか日本にはいないよね?」という世代だから、理解できないし言っている意味が分からないのだった。
世界中のどこの国にもある軍隊が日本には無い。
なので世界各国の人々が当たり前のように考えている常識が日本人には欠落しているようだ。
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まあ自衛隊は実質的な軍隊以外の何者でもないと思うんだけど(苦笑)少なくとも軍隊という名称の組織は無いわな。ていうかここではそんなこと議論したいわけでもなんでもないんだけどさ。

何ていうか何が言いたいかって、今日本代表のスケジュールを手帳に落としていました。
それで前のアジア大会のときにそれはそれは不安だったことを思い出したり、昨今の周辺諸国との状況を鑑みるに、日本人はアホみたいに「世界中どこに行っても日本並みに安全」とか「世界友好!」とか「現地料理大好き!」とかやってるのは失笑モノだなあと思って。
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最近仕事で外国人の方と接触することが多いのだけど、日本人は本当に平和ボケ?してるなあと痛感する。
恵まれすぎた環境で生まれ暮らしていると、それが当たり前だと思ってしまうんだよね。
夜出歩くことが自殺行為だという国も多いし、高級時計をはめたまま空港にルイヴィトンのバッグで降り立てば、帰りは袋に入って無料(&無言)で帰国になっちゃうような事件もある。
一人で歩いている子供は「いらないのでさらってください」と言っているのと同じ、という解釈もあるらしい、某国では。マジかー怖いッス!
女性が一人でホテルに泊まるとか一人旅で外国に来るということがどういうことなのか、とかね。
私も一応女性ですけど一人旅しまくっていたことがありますのであの頃は無知だったなと。
世界の情勢も変わっているでしょうけれど命知らずの日本人は相変わらず多いと言えましょう。
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何が言いたいのか意味わかんないって?すみません。
長い間たくさんの代表選手を見ていて、そして、ものすごく多くのあらゆる国に選手が旅立つのを見送り続けてきたのですが・・・・

日本のね!外交やら日本を取り巻く国際情勢がね!
テキトー過ぎると選手は危なくて仕方ないわけさ!!!!
何にもしてないのに日本人だと言うだけで恨みを買ったりするんだよね!!
日本代表っていうのはさー、それがどんな競技であっても、数学計算世界大会でも世界手品競技会でも
それは単なる競技やなんやの代表ではなく

日本人の代表

として見られているんだよね!
日本に来る各国の代表でもそうですけど、その国の人柄はそれらの代表によって印象付けられるし
もしね。じゃあ、どこでもいいけど・・・エ●オピアの農業視察団が日本に来て悪行の限りを尽くしたとしましょう。もう関係者の間ではエ●オピア=大嫌いになると思うんですよ。

日の丸と共にあり日の丸と背負うというのはそういう意味もあるのであって・・・・
だいたいホッケーを取り巻く人々は卑屈すぎて「だってホッケーだもん」「マイナーだもん」と自らを卑下するけどさ、私はそんな風に思ったことが無いよ!多分それは私がホッケー世界とは無縁な外部からこの世界に飛び込んでいるからそういう感覚が無いのだと思う。でもそれが自分のいい所なので考えを変える気はありませんけどね。

話は最初に戻るんだけど、外国人といろいろ話をしていて、スポーツ選手は兵役が免除なのだとか有事の際にはエアフォースまたは政府専用機などが速攻迎えに来るのだとかそういう話を聞いて、多少知っているような顔をしていながら私もまた「アホな平和ボケ」日本人なのだなあと思った。

だって選手はモノじゃなく天涯孤独でもないのだから、海を渡ってどっか行くなら家族は心配するし、ましてや危険地域のような国に行くならば毎日の世界情勢が不安であって当たり前なんだよね。
それにどんなに安全な国に行くのだって、日本は島国だから飛行機での移動がある。
飛行機は落ちたらまず助からないと思う。

多分この話書くのは10回目ぐらいか?ていうか毎年この時期とか国際大会の前には同じこと書いている気が・・・(苦笑)念のため参考記事を書いておきます。
うちらが送り出しているのはお気楽なご旅行団体ではなく、日本人の代表として日の丸を掲げ命を掛けて戦いに行くアスリートたちであることをどうか今改めて思い出して欲しいと思います。
あっもちろん国内移動のバスだって全員の命を乗せているから何かあれば運命を共にすることになるんだよね!(恐らく私も)ゆえにチームでの活動とは、そういう負の部分も持ち合わせているのだと知っておきたい。


「スリランカクリケット選手団襲撃事件」 2009/3/3
パキスタン中部のパンジャブ州・州都ラホールで「クリケット」のスリランカ代表チームが武装グループに襲撃され選手など19人が死傷した。

「ヤロスラヴリ旅客機墜落事故」 2011/9/7
事故機はトゥノシナ空港を離陸滑走後、上昇せず滑走路先にあった進入灯に接触し、墜落した。この事故によりミンスク・アリーナで行われる予定であった「HCディナモ・ミンスク」とのKHL開幕戦の遠征のため乗り込んでいたプロアイスホッケーチーム「ロコモティフ・ヤロスラヴリ」選手やコーチなどスタッフを含む37名と乗員7名が死亡、選手1名と航空機関士の2名が救助されたが、9月12日朝に搬送先の病院で選手が死亡したため犠牲者は43名に及ぶ。

「トーゴ選手団襲撃」2010/01/10
アフリカ南部アンゴラの各地で1月10日に開幕したサッカーアフリカ選手権。開幕二日前の八日、会場の一つである同国のカビンダ州で、大会に出場予定のトーゴ選手団のバスがカビンダの分離独立を目指す武装勢力に銃撃され、コーチら二人が死亡した。

「アルジェリアサポーターによるリビア代表選手団襲撃」2012/09/13
試合を終えたリビア代表チームムハンマド5世国際空港にてチュニスに向かう飛行機を待っていたところ、アルジェリアサポーターのグループが乱入し、暴行を受けた。幸いにして負傷した選手はいなかった。

「ホンジュラス襲撃事件」 2012/10/13
ホンジュラスの首都テクシガルパから200kmほど離れたカタカマスの郊外でホンジュラス代表サッカー選手団が車に乗った武装集団の襲撃を受け、19歳から25歳まで8人の選手が射殺された。

「イスラエル選手団襲撃・殺害事件」1972/9/5
パレスチナ・ゲリラ「黒い9月」のメンバー8人がミュンヘン五輪の選手村に侵入してイスラエル選手団を急襲、選手・コーチ各1人を射殺し、9人を人質に取った。パレスチナ人囚人釈放の要求をイスラエル政府は拒否した。ゲリラが人質を連れて空軍基地に移動後の5日深夜、地元警察と銃撃戦になり、人質9人全員と警官1人、ゲリラ5人が死亡した。

「ミュンヘンの悲劇」1958
UEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)に参加したマンUを乗せたチャーター便が離陸に失敗し、乗員乗客44名のうち23名が死亡した。その中にはチームの主力選手8名ほか、クラブ関係者3名も含まれていた。

「北朝鮮機墜落」1984.2
ソ連行き高麗航空旅客機が墜落、ドン・ミングヮン林業相およびアイスホッケー選手団など搭乗客全員が死亡。

「アリアンサ・リマ墜落」1987年
ペルーの名門クラブ、アリアンサ・リマの選手等が国内リーグを追え本拠地のリマへの岐路についてたが途中で墜落した。監督、選手、スタッフなど19人が死亡した。

「ベルギー墜落事故」1961/2/15
ベルギーのブリュッセル近郊で発生した航空事故。この事故で、同機の乗客乗員全員と地上にいた1人が死亡した。同機には、チェコスロバキア(当時、現チェコ)のプラハで開催予定だった世界フィギュアスケート選手権に向かう途中のアメリカ合衆国代表チームが搭乗していて、全員が犠牲となった。

「ザンビア代表の悲劇」1993年
アメリカW杯アフリカ予選のセネガル戦に向かうザンビア代表を乗せた飛行機がガボン沖で墜落した。
欧州組以外の18人の選手は全員死亡。残された選手で最後まで健闘するも予選突破は出来なかった。

「ナイジェリアバス事故」2009年1月12日
ナイジェリアの地元サッカーチームの選手15人がバス事故で死亡した。アダマワ州にあるチームに所属していた選手らは、プラトー州を通過中に事故に遭遇した。


縁起でもないって???
これはねえ、厄落としです!
さまざまな事件や事故に巻き込まれて選手生命を絶たれたアスリートの冥福を祈り写真ではありますが花を捧げます。どうか選手たちの命の守護神となり旅の安全を守ってください。
世界の全てのアスリートが国際紛争や外交問題の犠牲になることがありませんように。
また移動中にいかなる不運な事故も起こりませんように。
そして万が一にも危険が迫った場合は日本政府がわが国の宝である国際的選手たちを一刻も早く安全な場所へ連れ出し必ず日本の土を踏ませて欲しいと願う。

私たちは獅子であり龍であるので、吹き荒れる嵐がそのタテガミや鱗に吹き付けたとしても
倒れるわけには行きません。私たちの心はいつも王である獅子、不滅不敗の龍であると考えていますので。

遠征は!
無傷で出国、無傷で帰国!
無傷で出発、無傷で帰還! が基本ですから!!!

来週は!山梨!

そう!あのトンネル事故で天井が落ちてきちゃったあの道をうちらは通って行くのです。
あのトンネルを通るかもしれない、いや過去何度も通ってるし!
死んでいたのはうちらだったかもしれないという
本当に恐ろしい話でございます。


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▼名古屋フラーテルホッケーチーム公式サイトはこちら
http://www.frater.or.jp/

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by fraterkouhou | 2013-04-07 21:32 | ホッケー

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