2012年 12月 10日
一夜明けて(雑雑雑感)
フラーテルこれからどうなるの?ってそんなもん明日は明日の風が吹くよ。
フラーテルこれからどうするの?って別にどうもしないって。
これがフラーテルの日常でありいつもの風景。大きな波がザバーンと砂浜に押し寄せていろんな思いを全部を包んで彼方の沖に持ち去っていってしまう。
私はただひとり
砂浜に立ち尽くしぽつーんとその風景を
見ている傍観者。
忠臣蔵の季節だな…
あの物語のラストで足軽の寺坂次衛門だけが大石内蔵助に討ち入りを許されず伝令として討ち入り成功を知らせて回る役目になった。赤穂浪士一人一人の討ち入りまでの苦労も寺坂が後世に伝えたからあの物語がある、でも寺坂はそれを恥じてひっそり死んだ…と言われる。
会津白虎隊の話だって生き残ってしまった隊士たちは一緒に死ねなかったことを悔やみ恥じて隠者のように人生を過ごし白虎隊のことは生涯口にすることはなかった…と言われる。
清水次郎長の子分の一人も同じように次郎長一家のことを後世に残してくれと親分に頼まれていながらそれを死ぬまでうまくやれなくて、死の床にあっても最後までそれを恥じ、受け継ぎ託された人があったから物語は残った…と言われる。
数々の記録は海岸に植えられる松のごとし、数十年数百年の歳月を越えて砂地に根を張り一年中緑の葉で海風を防ぐ支えになる。
しかし記憶は一瞬の輝き
砂浜に描かれた絵のごとし。ひと波で消し去られ何事もなかったかのようにまた新しい絵が描かれる。
私は悔いたる恥じたり隠れたりせず、襟をつかまれてずるずるっと連れ出されようともまた砂浜に戻り、次の波が来るまでの僅かな僅かな時間だけ砂浜に描かれた絵を写し取っているよ。
ざざざざ…っと波が来て周囲の景色が一変しても私の立っている場所だけは私の足が乗っかる広さの分だけ残ってるのだね。
このまま自分も波に乗っかり去ってしまいたい気持ちに何度なったことだろう?
私の時間だけが止まっている。
最後の花火が上がって今年も夏が終わった。これからは冬がやってくる。夏と冬しかない場所に私は生きている気がする。
物語は続く。
それでも物語は続くんだね。
勝っても負けてもこの試合だけはいつも特別な風が吹いている。だから勝っても負けてもどうでもいいって顔をすることにしている。
負ける不安はなかったのか?
負けたらどうしようって思ったりしないのか?
と聞かれましたよ、私はあははは!って笑った。
死ぬかもしれないって思いながら生まれてくる人はいないって!
代表見てみ半分以上負けて帰ってくるんだよ、それでもまた行くんだよ、だけどいったい誰が負ける気で行くんだよ!
勝つ気で行くに決まってるじゃないか!
本人たちが勝つ気でいるのに負けるかもしれないって思いながら応援するバカがどこにいるんだよっ!
…と、乱暴に書いてみましたけど(笑)
ぐぬぬぬぬ
こうした針の山に座って7年
また年末は四国八十八ヶ所を回って魂を入れ替えてくる!
そういえばこの四国八十八ヶ所巡りを始めたきっかけもホッケーだった。
一番小澤!…四番小野、六番粥川、八番尾藤、九番山堀、…十一番川上、十二番坪内(十二番は難所!)、十四番片山、十七番伊藤、…二十番古里(とんでもない難所)、…二十三番渡邉…まで回り切るまでは名古屋には帰れん、意地でも四国を離れん!と思ったものでした(笑)
1つの背番号に何人もの記憶がある。
ソンジンが7番、東一さんが16番ってところから知ってる私としましては(笑)
それもまた砂浜に描かれた絵のごとし
だけど私がそれを全部写し取っては一枚ずつメモにして果てしない、終わり無き記憶の壁に張っているから大丈夫だよ、安心して旅を続けて下さい。
100を越える坪内さんの国際capの第一番目はアジアカップ@マレーシアだ!そのぐらいのことは朝飯前に覚えているんだ。そのぐらいじゃないとやってらんないっちゅーの!
私の趣味は選手の家族写真の撮影ですから、カメラを向けられたらさっさと並んでいただきたい。
二度とない一瞬を無駄にしないでと言いたい。照れたり迷ったりしていることも惜しいほどの時間の流れの中に私たちは生きていて、あのときこうすれば良かった、と思うときはもう遅いのです。
次はドーハかあ
また休むか今度はちゃんと更新するか悩み中。
選手「ちょっと!今回は休むとゆー選択肢はやめて頂きたい!CC1でたっぷり休んだでしょ!」
私「あがー、だってドーハは時差8時間だもんー私知ってるもんー、寝れないんだよー。しかもさーあっち方面は情報がめっちゃくちゃなんだよね、あー、無いわー。無い無い!英語分からんから嫌だイヤイヤ!」
by fraterkouhou | 2012-12-10 11:20 | つぶやき