空蝉

結局、「足るを知る」ということなのかな…。或いはそれは「己を知る」ということにも繋がるのか…。


自分が思うほど自分は良くないし
自分が思うほど自分は悪くない

自己評価は大抵の場合
高すぎるか、そうでなければ低すぎる
また評価するポイントも間違っていることが殆ど。


自分で「ここは自分的にも高評価!」と思っている部分はだいたい他人的には大した評価を得られてない。

逆に自分で「ここは自分的には微妙…。」と思っている部分が意外にも他人的に高評価だったりする。


ねえ!どう!どう?いいでしょ?
イケてるでしょ、スゴいでしょ?


という自己アピールの押し売りは、他人からはブプッて笑われてたりするんだな~ああ~やだやだ(苦笑)



山下清(画家。ドラマ「裸の大将」で有名になりましたね。)の張り絵の凄さは、例えば黄色い花を、黄色意外の何百の色で表現すること…は勿論なんだけど
実はその下の見えないところにまで何百色の色を重ねて張っていることなんですね。



先生「キヨシ、なぜそんな色を一生懸命張っているの?全然違わないかい?花は黄色だろ?」

清「違うの、これは花の影。こっちは花の裏の色。それからこれが葉と花の間にある空気の色。」

先生「そうか…。えっキヨシ、頑張って張ったのになぜその上から張ってしまうの?それじゃせっかく張った、その…花の影や空気の色が隠れてしまうよ。」

清「先生、それは全部隠れているものなの。花の裏や花の影は花に隠れて見えないの、でもちゃんとあるから作るんだ。それがあるから花はきれいな花になるんだ。」

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ひまわりがあれほどの大きな花を咲かせることができるのは、何本ものストローを束にしたような構造の太い茎、どんな光も漏らさず受けとめる手のひらのような大きな葉、地に打ち込まれた杭のように十字架型に張り巡らした根があってこそ。

だけど私たちは大輪のひまわりを見てキレイだキレイだと言うんだな。


そうそう、私は昔からセミの抜け殻が好き。落ちていると踏まれないように高いところや木の上に置く。

羽化の途中でまだ柔らかくて白い蝉が何十匹もの蟻に襲われて、生きながら食べられているところを私は傘を差して何時間も見ていました。


私「じいちゃんセミを助けて(涙)」

祖父「セミはもう助からないよ」

私「どうして?助けてよ助けてよ!」

祖父「雨が続いて蟻も食べ物がないんだよ、蟻の赤ちゃんが食べ物を待ってるんだよ。」

私「セミは飛ばずに死ぬの?かわいそうだよぉ~(号泣)」

祖父「セミはもう7年も楽しく生きたから大丈夫なんだよ。蟻の赤ちゃんはこれからたくさん遊びたいんだよ。」

私「わあわあ(号泣)かわいそうかわいそう!」

祖父「かわいそうと違うよ、そこでずっと見とき、分かるから。頑張って蟻がおうちに運んでくよ!」

私「本当だ、ぐすんぐすん。」


セミの抜け殻は、セミが羽化してしまった後は何の意味もない無用の物のように見えるけれどそれは違うと感じた。

セミの抜け殻は、中にいたセミが元気に羽化して旅立ったという証拠の品なんだ、と今も思っている。

そして、ひまわりは黄色い部分が花ではなく、真ん中の茶色い部分が花なのだという驚愕の事実をやがて知ることになるんだ。

ひまわりは大輪の花なんかではなく…小さな小さな小さな、本当に小さな花が集まって咲いてるんだと。


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オンブバッタ

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回りの葉の色に合わせて体の色を変える。それもまた生きる手段のひとつ。



空蝉(うつせみ)

(1)この世に生きている人間。古語の「現人(うつ しおみ)」が訛ったもの。

(2)転じて、生きている 人間の世界、現世。うつそみ。

(3)セミの抜け殻、またはセミそのものを指す夏 の季語。

(4)源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第3帖。

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ああ~っ激しく脱力する!

なぜなんだなぜなんだ、なぜ本当に欲しいものは手に入らないんだ…。
追いかけても追いかけても手に入らないもどかしさ…。

追いかけるから逃げるのか、逃げるから追うのか、縮まらない距離に苛立ちながらも、私は本当は分かってる。


これは私が

「足るを知る」
「己を知る」

ということを真に極めるための試練だ。
AKBの学芸会ドラマ「マジすか学園3」のパル(島崎遥香)が叫んでる。

「オマエのマジはそれなのかぁぁぁぁ!マジを見せろおぉぉぉぉ!」

いやもう勘弁して下さい(苦笑)
いっぱいいっぱいですって!

今夜は支離滅裂。
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by fraterkouhou | 2012-08-15 00:12 | つぶやき

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